皮膚科でのニキビ治療ってどんなことをするの?調べてみました

ポチっと一つできるだけでも憂鬱な気分になるニキビ…!

ホームケアですぐに治れば良いけれど、慢性化したり、広範囲にできてしまったりするとかなり厄介ですよね。

実はニキビは『皮膚の慢性炎症性疾患』と位置付けられています。つまり、病気の一種と言えるんですよね。

そのため、皮膚科で治療してもらうことも可能!

でも、どんな治療をするのか全く知らないまま皮膚科の門をくぐるのって、ちょっと不安ですよね…?そこで、皮膚科でのニキビ治療ってどんなことをするのか調べてみることにしました!

【怖くない♪皮膚科での標準的なニキビ治療はこれです】

「日本皮膚科学会」により定められたニキビ治療のガイドラインによると、ニキビの標準的な治療としては「塗り薬」と、「飲み薬」が推奨されているようです。

具体的には、毛穴の詰まりに効果がある「アダパレン」という塗り薬やアクネ菌や炎症に効果のある「抗生物質」が使われるようです。

アダパレンは初期のニキビが炎症性のニキビに移行するのを予防する薬で、角質が厚くなって毛穴をふさぐのを防ぐ役割が期待できるとのこと。

副作用として赤みやかゆみ、ヒリヒリ感などが現れることがある点と、妊娠中や妊娠を望む方は使えないという点に注意が必要です。また、アダパレンの効果が出るまでには少し時間がかかることと、悪化してしまったニキビには効きづらいことも頭に入れておくと良いかも。

皮膚科でのニキビ治療であっても、「根気強く」がポイントとなりそうですね!

飲み薬や塗り薬なら怖くはないですよね?でも副作用が少し心配ですから、皮膚科で塗り薬や飲み薬を処方されたら用法容量、医師や薬剤師の指示を守って使用するようにしましょう!

【保険適用外治療もあり!薬での治療の他にこんな方法もあります】

薬での治療を続けても効果が出にくい場合には例えば以下のような治療が行われることもあるようです。

・面皰圧出

ニキビに針やレーザー小さな穴をあけ、ニキビの芯(コメド)を押し出す方法です。「原始的な方法」とも言える治療法ですが、ニキビの芯を取り除くと治りが早いことはよく知られていることのようです。保険適用の治療法なので安価。

炎症の心配が少ない「黒ニキビ」に適用されることが多いようです。

・ケミカルピーリング(自費診療)

保険適用外の治療です。

お肌にピーリング剤を塗ることで古い角質や毛穴の詰まりを溶かし、取り除く治療です。ケミカルピーリングは前述の「日本皮膚科学会」のガイドラインでも推奨されているニキビ治療の一つ!

多くの皮膚科で受けられる治療であり、ニキビやニキビ痕への効果が期待できるとされています。

・イオン導入(自費診療)

保険適用外の治療です。

お肌に微弱電流を流すことで美容成分を浸透させる方法です。ニキビやニキビ痕に対しては「ビタミン」や「アミノ酸」が適しているとされるようですね。

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・レーザー治療(自費診療)

保険適用外の治療です。

お肌に特殊なレーザー光を当ててニキビの炎症を抑える治療であり、薬による治療やケミカルピーリングでは治りにくいニキビに適用されることが多いようです。

・フラクショナルレーザー治療(自費診療)

保険適用外の治療です。

レーザーによりお肌に微細な穴を開け、再生を促す治療法で、ニキビ痕治療に用いられることが多いようです。しかし、ニキビそのものが軽症化するとされる場合もあり、クリニックによっては難治性のニキビに適用されることもあるそう。1回の価格が高い(数万円)のが難点かも…!

どの治療法を選ぶ場合でも、1回の治療の価格、副作用やデメリット、通院の回数などについてしっかり確認するようにしましょうね。カウンセリングにおいて自分の不安や希望、予算をはっきり伝えると良いでしょう。

【ニキビ治療後の注意点。通院はすぐやめて良い?ホームケアはどうする?】

皮膚科でのニキビ治療の成果が出てニキビが治まってきた場合、通院はすぐにやめても良いのでしょうか?

答えはNO!

ニキビの炎症が少し治まったとしても、皮脂が詰まりやすい皮膚環境である限り、ニキビは何度でも再発してしまいます。同じ場所に再発を繰り返すことで痕になるリスクも高まるので「ニキビができない」肌を目指すことが重要となってきます。

そのため、前述の「アダパレン」などの塗り薬により、皮脂が詰まりにくい皮膚環境を整え、ニキビがない状態の肌を継続させることが大事になってくるんです。

日本皮膚科学会によると、『1年程度』は通院を続ける必要があるとのこと。自分の判断で通院をやめずに、医師に相談して終了時期を決める必要がありそうです。

また、適切なホームケアをすることもニキビを再発させないためには重要!

具体的には
「肌に合った保湿剤を使う(化粧水だけでもOK)」
「ノンコメドジェニック(毛穴に詰まりにくい)の化粧品を使う」
「顔をむやみに触らないようにする」
「石鹸で落ちる軽いメイクを心がける」
「ダブル洗顔をする」
「ストレスマネジメントをする」
などです。

やはり、肌に負担の大きいメイクやストレスはニキビ改善の妨げとなってしまいます。ニキビ治療中もメイクはしてかまわないのですが、帰宅後は汚れや油分をクレンジングや洗顔でしっかり取り除くことが大事です。

ニキビを気にして手で触るのも良くありませんので、無意識に触ってしまわないように注意しましょう!

保湿についてですが、「ニキビ治療中であっても適切な保湿は必要」とのことです。

しかし、乾燥を感じないのに「化粧水、乳液、美容液、クリーム」というような過剰な保湿をするのはNG。脂性肌でニキビができている場合は化粧水だけでの保湿でも充分だと言われていますよ。

【ニキビ体質改善には漢方もいいかも?効果を確認しながら続けましょう】

東洋医学においてニキビは「体内で発生した余分な熱」が一因だとされています。

また、便秘などの「消化器の不調」もニキビの原因になるとされているので、それらの要因を「漢方薬」によって取り除くことでニキビを改善していくことができると考えられています。

皮膚科で処方される塗り薬や抗生物質が効かない方やケミカルピーリングが肌に合わない方などは漢方薬での治療に移ることもあるようですね。

しかし、漢方薬でのニキビ治療の効果には「個人差がかなりある」というのが実情のようです。

漫然と同じ種類の漢方薬を飲み続けるのではなく、効果を確認しながら続けるのが重要だとされていますし、漢方の専門医によって全身状態を確認してもらった上で漢方薬の処方を受けると良いとされています。

「どんなニキビにも効く」漢方薬はないということですね!その点に注意して漢方薬によるニキビ治療を検討する必要がありそうです。

以上、皮膚科でのニキビ治療についてのまとめでした。調べてみると、全く怖くない治療ばかりでした!これなら安心して皮膚科を訪れられそうですね。ニキビ治療の一助となれば幸いです。