肌質改善は可能なの?インナードライ肌の悩み、解消したい!2

パート1では
・インナードライ肌とは?
・インナードライ肌の判別法
・インナードライ肌が抱えるリスク
・インナードライ肌のタブー
についてまとめましたが、
ここからはそんなインナードライ肌を改善するための方法について
探っていきたいと思います!

【インナードライ肌のクレンジング、どうする?】

パート1で、
「インナードライ肌にとって、洗浄力が強すぎる
クレンジングや洗顔料はNG」

と書きました。
それは、インナードライ肌の真の性質が「乾燥」だから。

そのため、クレンジングや洗顔で潤いを取りすぎるのは
良くないんです。

そこで、インナードライ肌のクレンジング剤としておすすめされるのが
「ミルククレンジング」や「クリームクレンジング」、
または「ジェルクレンジング」です。

ミルククレンジングは乳液のようなトロっとした軽いテクスチャーのクレンジング。
クレンジング力は弱めなのですが、肌のうるおいを奪いにくいので
乾燥肌や敏感肌の方にも適しているとされています。

クリームクレンジングは保湿クリームのようなこっくりとした
テクスチャーが特徴。
肌に乗せてくるくるとマッサージしてメイクを浮かせます。
メイクオフ後も保湿感が残るのが特徴ですが、
最初はクリームが固いため、こすりすぎには注意です!

ジェルクレンジングもクレンジング力は低め。
インナードライ肌には「オイルフリー」のジェルクレンジングが
より適しているとされていますが、
濃いメイクは落ちにくい点に注意です。
軽いメイクの時に使うと良いかも。

また、『ダブル洗顔不要』のクレンジングを選ぶのも
インナードライ肌にとっては大事なことです。

肌の潤いを取り除きすぎないことと、摩擦刺激を避けるために
肌の汚れが一度ですっきり落とせることも大事です。

クレンジング+洗顔をする場合は、洗顔料の選び方にも注意しましょう。

例えば、洗浄力が穏やかな『アミノ酸系』の洗顔料を使う、
保湿成分や天然オイルが配合された洗顔料を使う…などです。

また、意外ですが『固形石鹸』もインナードライ肌に
適しているとされているようです。

というのも、固形石鹸は洗顔フォームに比べて「シンプルな成分」で
できている場合が多いから。

潤いの少ないインナードライ肌には洗顔料に配合されている防腐剤などが
刺激になることもあるので、
成分がシンプルな固形石鹸は向いているんです。

いずれの場合でも、しっかり泡立ててたっぷりの泡を作り、
肌をこすらないように優しく洗いましょう。

洗い流す際には「35℃程度の、水に近いぬるま湯」を使うのも
忘れずに!
熱いお湯で流してしまうと、肌のタンパク質が流れ出て
乾燥がより進んでしまうことになりますよ。

【インナードライ肌のスキンケアはこうする!角質層を潤すのが最優先です】

では、洗顔後のスキンケアはどうすればよいのでしょうか?

インナードライ肌の場合、「一刻も早く角質層を潤す」のが
最優先!

洗顔後や入浴後には真っ先に化粧水をつけるようにしましょう。

規定量を手に取り、手のひらに広げた後、肌に押し込むようにして
馴染ませていきます。
それを何回か繰り返して、肌が柔らかく整ったら
化粧水は終わりです。

パッティングしたり、こすったりしてつけるのはNGですよ!
肌への刺激となってしまいます。

化粧水で角質層を潤した後は、クリームや乳液をうす~~く塗って
水分の蒸発を防ぐことも大事です。

「うす~~く」というのが最も重要なポイントで、
保湿したいからと言って厚く塗るのは避けた方が良いんです。
インナードライ肌は過剰な皮脂のせいで毛穴トラブルを抱えやすいので、
油分たっぷりのクリームをたくさん塗ってしまうと
ニキビの原因になってしまう恐れがあるからです。

肌の様子を見ながら、量を調整してみてくださいね。

化粧水選びのコツとしては、
「アルコールフリー」
「保湿成分が配合されていること」
がポイントとなります。

アルコール配合の化粧水は清涼感があって脂性肌などには良いのですが、
インナードライ肌にとっては刺激が強いと言われています。
肌表面の水分を奪って蒸発する心配もあるので、
アルコールフリーの化粧水を選ぶのが無難です。

また、「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」などの
保湿成分が入っている化粧水を選ぶのも大事なことです。

【インナードライ肌は根本的に解消できる?肌質改善法について考えます】

では最後に、「インナードライ肌は治せるのか」ということについて
考えてみたいと思います。

パート1でご紹介した通り、インナードライ肌は『乾燥』が原因の
後天的な肌質。
原因は間違ったスキンケアや栄養の偏り、外的要因などだと考えられているので、
それらの要因を取り除けばインナードライ肌は改善できるはずです!

まずは前の項目で紹介したクレンジングやスキンケアの見直しをし、
それに加えて、食事や環境にも目を配ってみましょう。

まずはインナードライ肌を改善するための食事についてですが、
基本的には「バランスよく食べる」ことが一番大事。
健康と美容の基本ですね。

それができているなら、例えば以下のような栄養素を意識して摂取し、
健康な肌を育む手助けをしてあげてはいかがでしょうか。

・タンパク質
お肉や大豆製品、牛乳やチーズ、豆乳等に多く含まれている栄養素のタンパク質は、
「肌の材料」とも言われています。
バリア機能や保水機能を担うお肌の角質層は、「ケラチン」というたんぱく質で
構成されているからです。

タンパク質が不足すると肌荒れの原因になることはよく知られたこと。
ダイエットなどで食事量が減ると肌がカサカサになったりするのも
そのせいなんです。

そのため、タンパク質を十分に摂ることでインナードライ肌の原因である
「乾燥」を改善していくことができる可能性がありますよね。

・ビタミンB群
過剰な皮脂の分泌を抑制し、肌のターンオーバーを整える
ビタミンB群は美肌のために欠かせない栄養素。
特に、新しい肌を作るために重要な栄養素である「ビタミンB6」や
ターンオーバーを正常化させる「ビタミンB2」は
インナードライ肌にとっては大事な栄養素です。

ビタミンB群はうなぎ、レバー、青魚、納豆、卵、ゴマ、鶏肉、豚肉などに
多く含まれています。
毎日の食事に取り入れてみてくださいね。

また、『水分をたっぷり摂る』こともインナードライ肌改善の一助となります。
肌が乾燥している方は水分の摂取量が少ないことが指摘されることもあるので、
インナードライ肌の方も当然、水分を十分摂るべきですね。

汁物など食事で摂る水分の他に1.5リットル程度のお水を摂るようにすると
水分不足を防ぐことができますよ。

さらに!加湿器などを使って空気が乾燥し過ぎないように調整するのも
インナードライ肌のさらなる乾燥を防ぐためには大事なことです。
肌にとっては60%程度の湿度が良いとされているので、
湿度計などを使用して、自宅や職場の湿度を測ってみてくださいね。

以上、インナードライ肌の原因、判別法、改善法などについて
2つのパートに分けてご紹介しました。

ある皮膚科の先生によると、肌の脂っぽさや吹き出物で受診した方のほとんどが
「実はインナードライ肌だった」ということもあるようです。

環境のせいか、どんどん増えているインナードライ肌!
思い当たる肌の変化があったら、インナードライ肌を疑ってみてくださいね。